私の話の場では、一般的なチャトレ向けレクチャーでは語られないような、もっとリアルで、もっと切実な相談が飛び交っている。
たとえば――
- 「身バレが怖い」ではなく、「身バレ=人生の終わり」という地域で生きている女性。
- 「どのカメラがいいか?」なんて贅沢な悩みではなく、「スマホしかない。壊れたら配信も止まる」。
- 「背景は布を吊ればいい」ではなく、「背景を作る壁すらない。誰にも知られずに配信できる場所を毎回探している」。
- 「どの照明がいい?」ではなく「夜間は明かりがない」。
「アダルト=悪」とされている社会では、自分の身体や人生を自分で決める自由すら許されない。言葉にすることも、望むことも、罪とされる。声をあげた瞬間に、居場所を失ってしまう女性もいる。愛情を向けただけで、罰を受ける男性もいる。
見渡す限り、森と畑だけ。コンビニもない。ラブンスなんて簡単には手に入らない。
そんな中でも、「それでも私は稼ぎたい」と、一歩ずつ前に進もうとする女性たちがいる。
たとえば、ある女性は自国の文化的・宗教的な背景から、顔を出すことはもちろん、配信自体が重大なリスクになる。だから彼女は、配信中ずっとカメラを固定し、顔は一切映さず、自分の身体と会話で勝負する。
また別の女性は、家族と同居していて、誰にも気づかれないように裏庭にWi-Fiを飛ばして、小屋の中で毛布をかぶって配信している。マスクとサングラスで顔を隠しながら、胸や下半身だけを映し、画質が荒れても仕草や反応で十分に人を引き込んでいる。
共通しているのは、「見せ方」ではなく「伝え方」に力を注いでいること。限られた環境の中で、どうやって相手に「何かを感じてもらうか」を、みんな本気で考えている。
そういった地域のように、顔を見せることすらリスクになる文化の中でも、彼女たちは自分の工夫で乗り越えている。配信はすべて匿名、プロフィール情報は最小限。外国語を並べることで地域バレを防ぎ、収益につなげている。
彼女たちのやり方には、もうひとつ重要な意味がある。
それは、違法転載や録画流出からも自分を守っているということ。
顔を出さず、プロフィールも絞り、発言にも細心の注意を払うことで、たとえ動画が無断でアップロードされたとしても、個人の特定にはつながらない。
「バレたら終わり」という状況で配信している彼女たちにとって、それは“当たり前の自己防衛”だ。
日本でも、録画・無断転載の被害は他人事ではない。
だからこそ、「先にリスクを知っておくこと」は、本当に大事なんだ。
中には、野外でこっそり配信している女性もいる。夜の森、誰も来ない裏山の小屋、雨音をBGMにして。想像してほしい、その静けさの中でスマホを支える指を。その勇気を。
私の会話の場では、そんな限界を越えていくための話をしている。
もし、今の環境では誰にも言えないような悩みを抱えているなら、一度、そんな彼女たちの存在を思い出してみてほしい。
私は、代理店でもないし、情報商材屋でもない。ただ、そんな彼女たちの話を聞き、一緒に作戦を立てる。それが、私の話の場で日常的に起きていることだ。
海外ライブを配信しながら日本人をメインに相手にしているチャトレもいる。そんな彼女たちにハマっている日本人男性は、この2年間でかなり増えてきた。
ルックスや演出力がすべてじゃない。エロとコミュニケーションのバランスを楽しんでくれる男性は、実はとても多い。そして彼らは、会話を重ねながら自然とファンになり、しっかり課金してくれる。
最近では、海外女性たちが本気で「日本人男性をメイン客層にする」動きも強まっている。
だからこそ、私は思うんだ。
「あの子がすごい」「あっちのほうが人気」
そんなふうに他人と比べて、自分を小さく見ないでほしい。
むしろ、学べることがたくさんある。
過酷な状況でもアイデアと工夫でやり抜く海外勢のスタイルは、日本にいる私たちにとって、大きなヒントになる。
日本から配信できる。それだけで、本当はとんでもないアドバンテージなんだ。
たとえば、日本人の中にもいる。視聴者30人台でも時給3万円以上を稼ぎ、配信外の収入やアフィリエイトまで手を伸ばしている人が。
派手じゃなくても、勝てる。目立たなくても、つながれる。そうやって、自分だけの形をつくっている。
大事なのは、あなたのやり方を見つけること。
他人と比べて焦る必要はない。目立つ必要もない。 むしろ、あなただけの「ひっそりと発信する魅力」が、誰かを惹きつけるかもしれない。
目立つことにはリスクもある。
海外勢の中には、あえて静かに濃いファンを育てる人も多い。
PM(プライベートメッセージ)や個別の関係性で、じっくり信頼を築いている。
やり方はひとつじゃない。
「これが合わなかった」、それだけのこと。
この記事の中で、私はヒントを散りばめた。
本当は、もっとリアルな手法もいくつでも書ける。
それを書いてしまえば、彼女たちが必死に編み出した方法が、業者や情報屋にコピーされてしまう。
日本人がまだやっていない方法。
「できる形」は、もっとたくさんある。 そして、あなたにもきっと見つかる。
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