「女性が性欲を語れないのは男性のせいだ」 それがルールであるかのように広まっています。
それは本当なのでしょうか?
私たち男性は、語らずとも真実を知っています。
ですが、今、この話題をするのは世界的にタブーです。
男の私がこれを書くことは、ジェンダー批判であると誤解され、インターネットでは罰されます。
確実にドメインレベルで評価を下げるでしょう。
男性が語れない「性の苦しみ」
日本人男性は、歴史の中でもずっと、女性と性について語り合いたかった。
そして、男女の間ではずっと語り合われてきた。平安時代も、江戸期も、歴史上の文化には女性側の欲望や語りもふんだんに含まれていた。
でも、現代はどうでしょう。
そう、性欲に目覚め始める時期の男性の欲求。
これはマズローの欲求階層でいう「生理的欲求」というものです。
男性の性欲は「空腹」や「睡眠欲」と同じくらい、本能的で強烈なものなんです。
たとえば、真夏にのどがカラカラで水が一滴もないときの苦しさ。 その感覚に似た苦しさを、男の子たちは何度も味わってきています。そしてそれはとても「不快な経験」です。
思春期の男子たちはそれを誰にも言えないまま「孤独、不安、恐怖」を抱えます。
でも、日本の社会では「助けて」と言うことができません。苦しみを発散する方法もありません。基本的に全てが禁止されていて声に出すことさえできないのです。
男子の性欲は、「抑えろ」と言って済むようなものではありません。
それは「飢え」と同じく、生きるために組み込まれた本能です。
それを「苦しみだ」と言える世の中なら、男性はもう少し生きやすいかもしれません。
男性は性欲を否定され続けると、心が壊れていきます。
本当ですよ。
実際、精神科医たちは「性欲の否定や抑圧」が、
うつ、不安、無気力、強迫、依存症などと密接に関わっていると指摘しています。
自己否定を植え付けられる思春期。
率直に言って、多くの男性たちは、あの時期に誰にも言えない心の傷を抱えてしまいます。
このトラウマが、社会に深刻な悪影響を及ぼしてきたはずです。
下ネタでしか叫べない男子たちのSOS
男子たちが、急にふざけたり、やたらと下ネタを言ってみたりする。それは、実は社会に向けた小さなSOSだったりするのです。
しかし、それを女性に語れば99%「気持ち悪い」という軽蔑の言葉と視線が返ってきます。
大人の女性に語れば「問題がある」とされ、さらに厳しい罰を受けます。
ふざけられる男子は、まだマシかもしれない。
笑いに変えられる余地が、まだ残っているからです。
口にも出せず、孤独に耐える男子たちは、その女性たちの反応を見て心をえぐられています。
しかし、1%の女性たちがいる。
少なくとも彼女たちは、男性たちに冷ややか視線を送らない理解者たちです。
当然、彼女たちは男性たちに好かれます。
ところが、彼女のような女性は、他の女性たちに敬遠されてしまうのです。
男性たちは、その女性を支えますが、女性社会からの孤立は免れません。
会話の輪から外され、目を合わせてもらえなくなる。
女性たちは声に出さないまま、線を引くのです。
語れる女性は、なぜ孤立するのか?
この辺は、女性の方がイメージしやすいでしょう。
これは進化心理学で言うところの「女性間の性競争(Female intrasexual competition)」という女性の本能。
「抜け駆けするな」という女性たちの生存上の仕組みですね。
女性が性欲を語れない本当の理由は、「男性が圧力をかけた」わけではないのです。
むしろ、男性は女性の性欲を「癒し」や「救い」として感じるはずです。
女性の沈黙をつくっているのは誰か?
なぜ、女性たちは「女性どうし」で語ることを、自ら禁じてきたのでしょうか。
現代では、先ほどの「女性間の性競争(Female intrasexual competition)」だけでは説明がつかないことがあります。
そもそも「性は悪いこと」という前提を誰が持ち込んだのでしょうか?
この件について、語ることが最大のタブーとされています。
「性=悪」とする人々は、真実を追求されることを恐れているからです。
私は、多くの女性から本音を聞いてきました。
おそらく女性同士でさえ知らないことばかりだと思います。
彼女たちの多くは女性には本音を語れません。
「女性が性欲を語れないのは本当に男性のせい?」
その主張は、女性の本心ではないはずです。
この件に対して、検索上位に上がる文章は、ほぼ全てプロパガンダ。
より女性を委縮させ、語りにくくすることが目的で広まっています。
おかしいと思っている女性は、あなただけではありません。
でも、あなたが声を上げてもかき消されてしまうでしょう。
性は本当に悪なのでしょうか?
私は、性は、恥ではないと信じます。
汚れでも、罪でもありません。
本来、性は、人間の幸せのひとつであるはずです。
生まれたままの自然な姿を、否定せずに受け止めること。
人と人が、恐れずに、愛し合えること。
愛する者のために成長すること。
それを語れない社会は、幸福なのでしょうか?
なぜ、女性は「性を語る自由」を奪われてきたのか?
今、女性たちの望みと逆行して、女性が性欲を語ることがさらに厳しくなっています。
「性=悪」という価値観を持った人々が、情報を完全に支配してしまったからです。
彼らは、「性は恥であり、快楽は隠すべきもの」として、幼少期から教育されています。
その国では、鳥類の刷り込み(インプリンティング)のように、その価値観が植え付けられる仕組みが出来上がっています。
その価値観は、かつては黒人を劣等とし、ゲイを病気とみなし、偏見と差別を広めてきました。
歴史的にも、それはずっと女性差別的な思想と結びついていました。
彼らの思想では、今でも女性が性欲について語ることは悪とされています。
近代になり、多くは表面上改善されましたが、彼らは決してその汚点を認めません。
それどころか、「正しさ」や「正義」に言葉を置き換えて、今もそれを続けています。
私たち日本人とは歴史的に、伝統的にまったく違う価値観をもった人々なのです。
日本は、古来から同性愛者を受け入れている希少な国の一つですし、八百万の神の中に「同性愛は悪だ」と語る神も存在しません。
異質な正義は私たちの思想と違います。
また、よく言われる「日本の女性の社会参加率は低い」という話。
それ自体は統計として事実でも、多くの日本人女性が、自分の意思で家庭を選択をしている事実を、彼らは決して認めません。日本人女性の本当の声を認めたくないのです。
今、遠くの思想が、日本に住む女性たちの声すら排除しようとしています。
彼らは、日本人女性が性を口にすることを恐れているのです。
日本人女性が性を口にし始めると、彼らの偽善的なシステムは揺らぎ、崩壊してしまう。
彼らは権威と地位を維持するために、現実を捻じ曲げて私たちに圧力を強めています。
私がその根拠を提示すれば、この記事も100%罰則を受けるでしょう。
本当に「語らなくていい」ままでいいのか?
日本には性欲を語ることが恥ずべきものだと考える女性があまりにも多いです。
でも、もう一度考えてください。
「性は悪なのでしょうか?」
日本では、性教育も残念ながら、彼ら側の思想で作られています。
性は根本的に恥ずべきもの。危険で慎重に扱わなければいけない火薬のようなもの。
「本当でしょうか?」
少なくとも、日本の男性はその答えを知っていると思います。
性は人間の生まれ持った自然の形です。
日本で私たち男性に寄り添えるのは、1%の日本人女性だけでした。
今、その彼女たちは大きな圧力を受けています。
彼女たちの味方になってあげてください。
語らなければ、AIがあなたの代わりを務める
もう、誰にも語らせてもらえないなら。
女性が自分で語るしかない。
自分たちのために。未来の日本人女性たちのために。
時間はあまり残されていません。
彼らにもっとも都合のよいタイミングで、アダルトAIが登場します。
女性が性を語れないまま、男性の関心はAI女性に奪われていきます。
その偽の女性に、本物の女性の心は決して反映されません。
生身の女性の性は禁止され、かき消されてしまいます。
きっと、あの遠くの価値観すら、どこかで矛盾に苦しんでいるはずです。
その価値観の下で、かつての性的少数者のように、静かに耐えている人々がいるはずです。
私は、誰も敵にしたくありません。
語ることの自由が、誰の心も責めずに救えると信じているからです。
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